「結婚しま~す♡でも、私の子宮や卵巣は大丈夫?」という方、ぜひブライダルチェックを結婚準備の項目の1つに加えてください。パートナーの精液検査もおすすめです。
結婚が具体的になると、漠然と「私って妊娠できるのかな?」と不安になられる方もいらっしゃると思います。
残念ながら、何らかの検査を受けることで「あなたは妊娠できますよ!」と太鼓判を押すことはできません。でも、子宮や卵巣に形態的な異常がないかを確認し、性行為でうつるクラミジアや淋菌に感染していないか、また、妊娠に向けて風疹の抗体を持っているか、赤ちゃんにうつるかもしれない感染症にかかっていないか、さらに内科的な病気の可能性がないかを確認しておくことは、とても大事だと思います。
※大阪市にお住まいの方は費用が助成されます(下記参照)
女性のブライダルチェック項目
- 子宮がん検診
- 乳がん検診(エコー)
- 超音波検査による子宮、卵巣の形態確認
- クラミジア、淋菌抗原検査、トリコモナス、マイコプラズマジェニタリウム
- 膣分泌物に菌が繁殖していないかを確認する培養検査
- 血液検査:感染症の有無の確認(B型肝炎、C型肝炎、HIV、梅毒、風疹抗体、麻疹[はしか]ウィルス抗体)
- 何らかの疾患がないかの確認(貧血検査、肝機能検査、腎機能検査、血糖値、甲状腺機能検査)
- 卵巣年齢検査(AMH)
- 【オプション】夫の精液検査 ※事前に電話予約が必要です( > 詳細はこちら:PDF)
男性のブライダルチェック項目
- クラミジア、淋菌抗原検査
- 血液検査:感染症の有無の確認(B型肝炎、C型肝炎、HIV、梅毒、風疹抗体、麻疹[はしか]ウィルス抗体)
- 精液検査( > 詳細はこちら:PDF)
精液検査についての注意事項
- 当日までに、予め容器を取りに来ていただいて当日検査
- 当日は容器お渡しのみで後日検査
- 診察当日検査ご希望の方は、11時までにご来院ください。なお採取するお部屋がございませんので、男性用トイレになります。
大阪市不妊検査費用助成事業について
大阪市では、お子様を望む方や不妊治療をされている方の経済的な負担を軽減するため、令和5年4月から不妊検査費や特定不妊治療費(先進医療)に対する新たな助成制度が開始されています。詳しくは大阪市ホームページ(下記URL)よりご確認ください。
https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000589330.html
申請を希望される方は、「受診等証明書」を当院へご持参のうえ、受付をお申し出ください。