ワクチンで防げる癌があるなんて
癌はいろいろな臓器に発生し人の命を奪いますが、幸い子宮癌には予防接種で防ぐことができるものがあります。子宮頸がんの原因のほとんどはHPVというウイルスに感染することだと言われていて、ワクチンでその感染率を大幅に減らすことができるのです。
子宮頸がんワクチンは性交渉の経験のある人は打ってはいけない、あるいは打っても意味がないと思っている人がいるようですが、そんなことはありません。確かに、頸がんワクチンはがんの原因になるウィルスに新しく感染する確率を減らしてくれますが、既にいるウィルスを追い出す効果はありません。性交渉の経験がある人はウィルスに既に感染している可能性があり、その場合は予防効果が小さくなります。ですが、経験があっても感染してない人もいますし、感染していても新たに感染することを防げるのでがんになる確率を減らすことができます。
子宮頸がんワクチンの摂取率が高い諸外国では子宮頸がんの発生率はどんどん減っています。そんな癌はなかなかありません。
自分のためだけではなく、パートナーや今後出会う人のためにもワクチンを接種し、HPVウィルスに感染する機会を日本中から減らしていきましょう。
シルガード9
平成9年4月2日生まれ~平成21年4月1日生まれの方へ
子宮頸がん予防ワクチンである「HPVワクチン」の公費での接種(無料接種)が、2025年3月末で終了します。
HPVワクチンは3回接種しなければならず、2025年3月末に3回目の接種を終わらせるためには、1回目の接種を2024年9月末までに行う必要があります。
まだ接種されていない方はお早めにお電話にてご予約ください。
1回=25,000円
標準接種:計3回(初回接種から2ヶ月以上と6ヶ月目)
ご希望の方は電話でご予約ください。
平成25年4月1日から子宮頸がん予防(HPV)ワクチンが定期の予防接種となっています。
※接種時に大阪市に住民登録のある方 HPVワクチンの接種を逃した方へ(キャッチアップ接種)
※接種時に大阪市に住民登録のある方 |
そのほか、麻疹・風疹ワクチン、B型肝炎ワクチンなど様々な予防接種の取り扱いがあります。
予防接種ご希望の場合はお電話でお問い合わせください。