何気に子宮がん検診を受けてみたら「要精査」の結果が・・・。「何これ?私、がんなのーっ!どうしたら?」悶々とする前に相談に来てください。
健診専門施設などで働いていると、前回の結果で異常が出ているのに、そのまま放置している人が多くいらっしゃるのに驚くことがあります。「なぜ高いお金を払って、かなり億劫であろう婦人科検診をわざわざ受けたというのに、結果を放置するの?」と不思議に思い、聞いてみると「がんだったら怖い」「なんか異常って書いてあったけど、よく分からかったので放っておいた」なんて答えが・・・。
健診専門施設では、結果は書類に「要精査」とだけ書かれて返されることが多く、具体的にどういった異常なのか説明を受けられないことがほとんど。健診専門施設では効率良く様々な検査が受けられるのは大きな利点ですが、異常が出た時の詳しい説明が不十分になってしまうのが欠点かもしれません。
また、子宮筋腫や卵巣腫瘍などがかなり大きくなって発見された方の中には「健診で毎年『異常なし』と言われていたので、安心しきっていた」という方もいらっしゃいます。健診施設ではたいていの場合、子宮がん検診と触診のみ。これだけだと、小さな子宮筋腫や卵巣腫瘍はなかなか発見できません。婦人科での超音波による検診を定期的に受けていただいた方がより安心です。
健診で「異常」と書かれたけどどうしていいか分からない、「正常」と返ってきたけど子宮や卵巣をしっかり見ておきたいという方、お気軽に相談に来てください。